医療用  事故防止のポイント

 
 


事故防止のポイント
事故防止の5つのポイント
医療用ガスの大半は、高圧ガス保安法で規制を受けているガスである。
事故防止のポイントは次の5つに分けられます。


@ 物理的危険性 A 化学的性質による危険性
  1. 高圧エネルギーを持っているので破壊力がある。
    (温度は常に40℃以下に保つこと)
  2. ボンベは重いので倒すと危険。
各ガス別の説明にも記載していますが、使用されている医療用ガスにはそれぞれ異なる性質がありますので、その性質を熟知した上で使用されることが望ましい。
  1. 酸素、亜酸化窒素は支燃性(発火熱傷事故)
  2. 酸化エチレンは毒性ガスである。
  3. 窒素、炭酸ガスの大量噴出の室内は酸素欠乏がおきる。
B 供給上のトラブルが重大事故を招き易い C 臨床でのヒューマンエラー
(ガス源からアウトレット迄)
  1. ガス切れ(供給中断、圧力低下)。
  2. バルブの操作ミス(開け忘れ)。
  3. 異ガスの混入。
  4. 交差接続(ガス違い)
  1. 用具の不備、不良。
  2. 警報装置の整備不良、警報の見落し、対応の遅れ。
  3. 操作上のミス。
  4. 異ガスとの取違え。(O2とN2、O2とCO2)
  5. 吸引器の整備不良による配管閉塞。(汚物等の吸込み)
  6. 高気圧酸素治療装置を使用時のカイロの持込み。
  7. 容器バルブを急激に開けたため、発熱による器具の破損。
D 構造上による危険性
酸素、炭酸ガス、窒素など局方のガス性医薬品の容器バルブのガス取り出し口のネジは全部同じ寸法のネジが使われており、誤接続の危険性が常に存在しております。


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