炭酸ガス:CO2 |
- 炭酸ガスは、ビールやサイダーなどの炭酸飲料に食品添加物としても入れられます。
- また、炭酸ガスを固体状にしたものはドライアイスと呼ばれ、融けるとガスになって消えてしまうため、使った後の処理がかんたんな保冷材として使われることが多いようです。
- 当社では、液体の炭酸ガスを噴射して雪のようになったものを5kgごと固めて販売しております。(雪状のドライアイスは、近年スーパーなどで保冷材として販売・配布されていますが、当社で原料の炭酸ガスを納入させていただいている お店も数多くあります。)
- ドライアイスをお使いいただく場合には、低温(-79℃)ですので直接ふれると低温やけどになります。手袋などを使って直接ふれないように気をつけてください。また、気化したガスは炭酸ガスですので。しめきった車内などでは窒息の危険がありますので充分に注意してお使いください。なお、鮮魚や肉類などの水分の多いものを冷やす場合には、気化した炭酸ガスが食品中に溶け込み酸味が感じられるようになります。食品を密封し炭酸ガスと接触しないようにしてください。
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窒素ガス:N2 |
- 空気中に約80%もある窒素ガスは、食品に封入ガスとしても使われます。食品の酸化により「できたての味」が失われるのを防ぐため、食品の入れ物の中に窒素ガスを充てんして食品が酸化しないようにするものです。最近では、果汁飲料などの飲料の缶やペットボトルの中にも入れられるようです。
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ヘリウムガス:He |
- ヘリウムガスは空気中に微量に含まれるガスで、非常に軽い性質があります。
- 分析などの専門的な利用のほかにも、風船やアドバルーンや飛行船などに使われます。
- 水素ガスもヘリウムと同様に軽いガスですが、水素ガスは とても燃えやすいため安全なヘリウムガスがよく利用されます。
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液体状態のガス |
- 一般にガスを冷却することで液体状態にすることができます。ほとんどの液体状のガスは、非常に低温で、気温中ではすぐに蒸発してしまいます。
- 温度が低いことを利用して、食品の瞬間凍結などにも利用されます。また、水道管工事のときには水道管を凍らせて その部分だけ水をとめることができるので、ご家庭への工事断水の影響が少なくなってもいます。
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そのほかの特殊なガス |
- 近年の半導体工場や分析などの分野においては、特殊なガスが利用されています。ガスそのものでは毒性の強いものであったり、空気と触れただけで燃えてしまうようなガスも使われております。当社では、このようなガスも取扱いが可能ですので ぜひ ご用命ください。
- また、各種レーザー用ガスや高純度のガス、さらにこれらのガスを流すための配管設備等も取り扱っております。営業推進部または担当営業まで ご連絡をください。
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